ラスベガスの基本情報/お役立ち情報
ラスベガスの基本情報 / お役立ち情報が満載。旅行の前にチェックして楽しい旅行に備えよう!
ラスベガスって何処にあるの?
- ラスベガス概要 -
ラスベガスは、アメリカ合衆国ネバダ州の最南端に位置します。
ネバダ州最大の都市となり、世界中からの観光客で年中賑わう観光都市として知られています。
◆ロサンゼルスから 440キロ ⇒車で約3~4時間、飛行機で約1時間
◆サンフランシスコから 929キロ ⇒車で約8~9時間、飛行機で約1時間半
◆ソルトレイクシティから 680キロ⇒車で約6~7時間、飛行機で約1時間半
パスポートを紛失してしまったら…
- トラブル・治安 -
パスポートがないと、日本に帰国する事が出来ません。
紛失した場合は一時的にパスポートの代わりとなる『帰国の為の渡航書』を日本大使館・領事館で発行してもらう必要があります。但し、ラスベガスには日本大使館、領事館がなく、最寄のサンフランシスコ、又はロサンゼルスにて発行をしてもらわなければなりませんが、国内線に乗るにも身分証明書が必要となり、手続きは非常に面倒です。
【パスポートをなくした場合の手順】
1)まずは領事館に連絡。紛失した旨を伝え、領事館の営業日、営業時間を確認する
※日本領事館は日米双方の祝祭日で休館です。行ったら閉まっていた…なんて事が無いよう、必ず確認しましょう。
2)空港にあるラスベガス警察(Metro)分署に行き紛失証明(ポリスレポート)を発行してもらう
※即日発行してくれる警察は空港にある分署のみ。住宅街の警察では数日~数週間かかってしまうことも。
3)領事館のある都市(ロサンゼルス、又はサンフランシスコ)へ移動
※必要に応じて航空券やホテルの予約・購入が必要です。国内線搭乗の際、ID提示が必須ですがパスポート紛失時はポリスレポートがその代替えとなります。
4)領事館にて一時渡航書の発行手続き
【渡航書発行に必要な書類】
・ポリスレポート
・パスポートサイズの写真2枚
・日本国籍を証明する書類(日本の免許証、戸籍、パスポートコピー等)
・日本に帰国する航空券、又は旅行会社が発行した日程表、Eチケットのレシート等
・手数料
※上記内容は変更になる場合もあるため、領事館に連絡する際に、必ず再確認をしてください。
サンフランシスコ日本国総領事館
50 Fremont St. Suite 2300 San Francisco, CA 94105
TEL:415-777-3533
月~金:9:30AM-12:00PM, 13:00PM-16:30PM
ロサンゼルス日本国総領事館
350 S. Grand Ave. Suite 1700 Los Angeles, CA 90071
TEL:213-617-6700
月~金:9:30AM-11:30PM, 13:00PM-16:00PM
祝祭日(アメリカ全土)
- 祝祭日/季節ごとのイベント -
日付 | 名称 |
---|---|
1月1日 | 元旦(ニューイヤー) |
1月の第3月曜日 | キング牧師誕生日(マーチン・ルーサー・キング・デー) |
2月12日 | リンカーン誕生日 |
2月の第3月曜日 | 大統領の日(プレジデント・デー) |
5月の最終月曜日 | 戦没者慰霊日(メモリアル・デー) |
7月4日 | アメリカ独立記念日(インディペンデンス・デー) |
9月の第1月曜日 | 労働者の日(レイバー・デー) |
10月の第2月曜日 | コロンブス・デー |
11月11日 | 退役軍人の日 |
11月の第4木曜日 | 感謝祭(サンクスギビング・デー) |
12月25日 | クリスマス |
通貨、紙幣、硬貨
- お金 -
通貨の単位は「ドル($)」と「セント(¢)」の2種類があり、100セント= 1ドルとなります。
紙幣は 1、5、10、20、50、100ドル札の6種類があります。ただし、お店によっては 50、100ドル札は取り扱わないこともあるので要注意です。
硬貨は 1、5、10、25、50、100セント(100セントは $1 のこと)の6種類があります。
(なお、50セント、1ドル硬貨はあまり流通していません)
コンセントの電圧/周波数/プラグ形状
- 単位・サイズ・プラグ -
電圧:120V
周波数:60Hz
コンセントプラグ:
Aタイプ 、Bタイプ
100Vである日本の電化製品をアメリカで全く使えないわけではありませんが、電圧数がわずかに異なるため、ものによっては故障などの原因になります。説明書や製品自体に「INPUT(入力) ◯◯V」と書いてある欄があるので、対応する電圧をご確認ください。
対応していない電圧用の製品には変圧器やプラグアダプターの使用をオススメします。
(デジタルカメラ、PC、携帯電話などは、プラグアダプターを付けるだけで使えることが多いので、ご旅行前に説明書をご確認ください。)
コンセントは日本と同様に2つ穴のAタイプが多いですが、3つ穴のBタイプも一般的です。Aタイプのプラグも問題なくBタイプのコンセントに挿せますので、対応する電圧をお確かめの上、ご利用ください。
旅行中にあると役立つモノ(アメリカ全土)
- 旅の準備 -
〈海外旅行傷害保険〉
万が一のことを考えて、旅行前に保険に加入する事を強くお勧めいたします。
治療費以外に、賠償責任や盗難に遭った場合でも保険が保証されます。
〈WiFi〉
アメリカでは、宿泊施設、公共エリア、ファーストフード&カフェなど、無料(フリー)WiFiを利用できるスポットは多数あります。
ただし、アメリカ旅行中、いつでもどこでも安全にWiFiを利用されたければ、「レンタルWiFi」の利用をオススメします。
詳細については「電話/WiFi」の項目を参照ください。
アメリカにあるHIS現地支店で受け取り可能な『WiFiルーターレンタル』はコチラ
日本出発前に受け取り可能な『WiFiルーターレンタル』はコチラ
〈クレジットカード〉
ホテルやレンタカーなどでは、支払いとは別に保証の意味で、クレジットカードを提示しないと泊まれない/借りられない場合があります。
クレジットカードをお持ちの方は、忘れずに持参しましょう。
クレジットカードをお持ちでない方は、日本出発前までに時間に余裕があればカードを作っておきましょう。
詳細については「お金」の項目を参照ください。
ストリップ(ホテルエリア)にある大きなショッピングモール
- お土産・ショッピング -
◆ファッションショー・モール ~Fashion Show
場所:ウィンホテル向かい
250以上のショップ、デパートが揃う、ネバダ州最大のショッピングモール。その名の通り、モール内ではモデルがランウェイを歩くファッションショーも行わるので要チェック。
◆グランドキャナル・ショップ ~Grand Canal Shoppes at the Venetian | the Palazzo
場所:ベネチアン|パラッツォホテル内
160以上のショップが並ぶ横を、カンツォーネを歌うゴンドラが運河を行き来する雰囲気たっぷりのモール。高級レストランも多く、観光にも最適。
◆フォーラム・ショップス ~The Forum Shops at Caesars
場所:シーザーズパレス ホテル内
高級ブランドからお土産まで160以上の店舗が並びます。時間帯によって移り変わる空の天井はお台場・ヴィーナスフォートにもありますがこちらが元祖。
◆ミラクル・マイル ~Miracle Mile Shops
場所:プラネット・ハリウッド ホテル内
若者向けの人気カジュアルブランドを中心とした1マイル(1.6キロ)の円形型モールに200店舗以上のショップが並びます。
◆ショップス at クリスタル ~The Shops at Crystals
場所:シティセンター(アリア、ヴィダラ)一角
50店舗、と数は少ないものの、ハイエンド・ブランドが揃うのがクリスタル。ヴィトンのショップはアメリカで最大の売り場面積を誇ります。
ここで紹介はしていませんが、ベラッジオホテル、ウィンホテル、マンダレイベイホテルなど、多くのホテルの中にも
少し小さめではあるものの、様々なショッピングモールがあります。
ラスベガス概要
- ラスベガス概要 -
砂漠の中に突然現れる巨大イルミネーションの街ラスベガス。
カジノはもちろん、ナイト・ショーやコンサート、数々のアトラクション、ショッピングモールやレストランも充実した超大型総合エンターテイメント・リゾートとして、世界中の人を魅了しています。
昔はマフィアの傘下にあったラスベガスですが、現在はカジノ・ホテルは完全な上場企業として運営されており、高いセキュリティ・システムにて世界で一番安全にギャンブルを楽しめる街、としても有名です。
また大自然のゲートシティとしても有名なラスベガスは、西にデスバレー国立公園、東にグランドキャニオン国立公園、北東にはザイオン国立公園やブライスキャニオン国立公園があり、それらを含めたグランドサークルへの玄関口としても知られています。
ラスベガス 気候
- 気候・服装 -
ラスベガスの気候と服装は以下のとおり。
ラスベガスは年間を通して湿度の平均が20%程度と低いのでとても乾燥しています。日差しがとても強い為、美容目的だけでなく、紫外線から肌を守るための日焼け止め、乾燥による痒みを抑えるボディローションは一年中必需品です。
ラスベガス
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高気温 (℃) | 14 | 17 | 21 | 26 | 31 | 37 | 40 | 39 | 34 | 27 | 19 | 14 |
最低気温 (℃) | 3 | 5 | 8 | 12 | 17 | 22 | 26 | 25 | 21 | 14 | 7 | 3 |
降雨量 (mm) | 12 | 11 | 10 | 5 | 5 | 2 | 10 | 12 | 9 | 6 | 11 | 8 |
◆ラスベガスの夏:5月~9月
砂漠気候の為、夏場の日中は40℃を超える暑さとなります。夜は気温は下がるものの、コンクリートによる放射熱のため、
1日中体感温度はあまり変わりません。
とはいえ、乾燥してるので汗をかく事がなく、いわゆる不快指数は非常に低い為に気温の割には過ごしやすい、と言われています。(即座に蒸発しているだけで実際には発汗しています)
尚、夏場は屋外は高温でも、ホテル内の冷房はとても強く、寒さを感じる事も多々あります。簡単に脱ぎ着ができる薄手のカーディガンなどがあると重宝します。特にカジノフロアーやショー会場での冷房の効き方は半端ではないので、冷え性の方は注意が必要です。
ほとんどのホテルには豪華なプールが備えられているので、夏季には水着を忘れずに!
(但し、ホテルのプールは宿泊者以外は使えません)
◆ラスベガスの冬:11月下旬~2月
夏が暑いラスベガスのイメージから、一年中温暖だと思われがちなラスベガスですが、実際には、冬場はコートが必要な寒さとなります。特に、12、1月は、氷点下になる事もあり、「年中暑いと思っていた…」と、Tシャツだけで旅行に来られ、時間の無い中で急遽コートを購入しなければならない羽目に合うお客様も毎年多数見受けられますので、ご注意下さい。
市内での積雪は少ないものの、年に数回は雪も降ります。又、市内から40分程の所にはスキー場もあり、ウィンタースポーツも楽しめる街となっています。
尚、グランドキャニオンなどグランドサークルに属する国立公園は、冬場は最高気温が氷点下、というケースも珍しくない為、必ず防寒具をご持参下さい。
◆ラスベガスの春:3月~4月上旬
◆ラスベガスの秋:10月~11月上旬
それぞれ1ヶ月程ですが、春、秋に該当する時期があり、一年で最も過ごしやすい季節です。春は、梅の花があちこちに咲き、秋は一部街路樹が紅葉します。
◆ラスベガスの雨季:2月~3月
年間を通しての降水量は10cm程度で300日近くが晴天ですが、2~3月は雨季にあたり、一年の中で雨が降る事が比較的多い時期になります。
雨季、と言っても、日本の梅雨のように毎日降ることは稀で、又降雨の日も朝から晩まで1日中降り続ける、という事もそれほどありません。又、乾燥しているので、雨が降っても湿度を感じる事は殆どなく、多少濡れてもすぐ乾くのは、この街の利点の一つかもしれません。
尚、グランドキャニオンへのセスナ機は、ラスベガス、グランドキャニオン、又はその途中のどこか1箇所の天候が悪いとキャンセルとなってしまいます。雨季は、キャンセルも頻繁に起こる為、この時期は陸路ツアーにした方が安全です。
旅行中に具合が悪くなったら・・・
- トラブル・治安 -
◆保険
アメリカの医療費は日本とは比較にならない程高額です。
保険がないまま病院に行き、後から数百万円の請求が来た、なんて話も珍しくありません。
いつ何が起こるかわからないので、旅行の際は必ず海外旅行保険等、医療保険に加入する事を強くお薦めします。
◆薬
一般的な風邪薬や胃腸薬などはドラッグストアーで処方箋無しでも購入が可能です。
ただし、薬によっては日本人に少し強すぎる事もある為、常備薬以外にも、風邪薬などは日本から飲みなれた物を持参した方が安心です。
◆日本語の通じる病院
ラスベガスには残念ながら、日本語の通じる病院はありません。
海外旅行保険に入っていれば、電話での通訳を頼む事も可能です。
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チップ(アメリカ全土)
- お金 -
アメリカでは、レストラン、タクシー、ホテルの宿泊(ベッドメイキング)などでサービスを受けた場合、サービスを受けた側の『感謝の気持ち』としてチップを渡すことが慣習となっています。サービスを提供する側としても、チップは貴重な収入の一部となっています。
金額は、満足度によっても異なります。一般的には以下が目安です。
〈レストラン〉
「合計金額の15~20%(税込)」が目安です。サービスの満足度によって割合を決めます。
10%:サービスに不満だった場合
15%:サービスに問題がなかった場合
18%:サービスがやや良かった場合
20%:サービスがとても良かった場合
※日本食レストランなど、お店によってはチップ込みの場合もあります。伝票に記載の「Tip/Gratuity」の欄をチェックしてチップが記載されている場合は、チップを支払う必要はありません。チップが含まれているかどうか分からなければ、支払いの前に「Is the tip included?(= チップは含まれてますか?)」と言って、お店の方に確認するとよいでしょう。
〈タクシー〉
「運賃の10~15%(税込)」が目安(最低でも$1)です。
※荷物を運んでもらうなど、親切だと感じたら数ドル追加するとよいでしょう。
〈ホテル宿泊〉
お部屋の掃除・ベッドメイキングでは、枕元もしくはベッド横のサイドテーブルに「一泊ベット一台に付き、$1~2札」を置いておくとよいです。
※宿泊者1人なら$1、宿泊者2人なら合計$2でも構いません
〈ワンポイントアドバイス〉
チップを渡すのは「座って食べるサービス形態」のみで結構です。購入のみで終わるファストフード店やカフェなどでは、チップを渡す必要はありません。
チップを渡す際、コインではなく紙幣で渡すのが慣例のため、$1札を多めに持っておくと便利です。
〈クレジットカード〉
レストランや個人商店でクレジットカードを利用する場合、最低使用額が決められていることがあります。また、カードを受け付けてないこともあるので、支払いの前に「Can I use a credit card?(= クレジットカードは使えますか?)」と言って、お店の方に確認しましょう。
ホテルやレンタカーなどでは、支払いとは別に保証の意味で、クレジットカードを提示しないと泊まれない/借りられない場合があります。クレジットカードをお持ちの方は、忘れずに持参しましょう。クレジットカードをお持ちでない方は、日本出発前までに時間に余裕があればカードを作っておきましょう。
温度、長さ、距離・速度、重さ、容積、面積、洋服・靴のサイズ
- 単位・サイズ・プラグ -
〈温度の単位〉
日本の「摂氏(Celsius、略号:℃)」とは異なる「華氏(Fahrenheit、略号:°F)」が利用されています。
華氏32度が摂氏0度に当り、華氏77度は摂氏25度に当ります。摂氏から華氏、華氏から摂氏への計算方法は下記の通りです。
【摂氏・華氏の換算式】
摂氏(℃)=(華氏 - 32)x(5 / 9)
華氏(?)=(摂氏 + 32)x(9 / 5)
上記の暗算は難しいと思いますので、大雑把に「華氏の温度から30度を引いて、2で割る」 と覚えておけば、摂氏に近い大体の温度が分かります。
摂氏 (℃) | -10 | -5 | 0 | 5 | 10 | 15 | 20 | 25 | 30 | 35 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
華氏 (?) | 14 | 23 | 32 | 41 | 50 | 59 | 68 | 77 | 86 | 95 |
〈長さの単位〉
インペリアル法(短い順に「インチ(inch、略号:in.)」、「フィート(feet、略号:ft.)」、「ヤード(yard、略号:yd.)」、「マイル(mile、略号:mi.)」を利用しています。日本でごく一般的なメトリック法(ミリ、センチ、メートル、キロメートル)は、あまり使われません。
センチ (cm) | インチ (in) | フィート (ft) | ヤード (yd) | マイル (mi) |
---|---|---|---|---|
1 | 0.39 | 0.033 | 0.011 | 0.000006 |
2.54 | 1 | 0.083 | 0.028 | 0.00016 |
30.48 | 12.00 | 1 | 0.33 | 0.00019 |
91.44 | 36.00 | 3 | 1 | 0.00057 |
160,926 | 63,356 | 5,279 | 1,759 | 1 |
〈距離・速度の単位〉
距離の単位には「マイル(mile、略号:mi.)」が使われます。道路案内標識の「AIRPORT 25」とあれば「空港まで25マイル」という意味になります。車の速度メーター、道路標識などの制限速度、アメリカンベースボールの球速なども すべてマイルで表され、「時速50マイル」であれば「時速約80キロメートル(1マイル = 約1.6キロメートル)」となります。
マイル (mi) | 10 | 20 | 30 | 40 | 50 | 60 | 70 | 80 | 90 | 100 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キロメートル (km) | 16 | 32 | 48 | 64 | 80 | 97 | 113 | 129 | 145 | 161 |
〈重さの単位〉
軽い順に「オンス(ounce、略号:oz.)」、「パウンド(pound、略号:lb.)」が使われていますが、パウンドが使われる事が多いです。オンスは重さの単位が小さいので、郵便封筒など、ごく軽いものを量る場合にしか使われません。
グラム (gm) | オンス (oz) | パウンド (lb) |
---|---|---|
1 | 0.035 | 0.0022 |
28.35 | 1 | 0.063 |
453.60 | 15.60 | 1 |
〈容積の単位〉
軽い順に「パイント(pint、略号:pt.)」、「クオート(quart、略号:qt.)」、「ガロン(gallon、略号:gal.)」ですが、主にガロンを使います。ガソリンや、スーパーマーケットなどで売られている ミネラルウォーターや牛乳なども大抵ガロンで表示されています。
ちなみにイギリスでも「パイント」、「クオート」、「ガロン」が 容積の単位として使われていますが、アメリカのそれらとは若干内容量が違います。(例:1USガロン = 0.83UKガロン)。
リットル (l) | パイント (pt) | クオート (qt) | ガロン (gal) |
---|---|---|---|
1 | 2.11 | 1.06 | 0.26 |
0.47 | 1 | 0.5 | 0.13 |
0.95 | 2 | 1 | 0.25 |
379 | 8 | 4 | 1 |
〈面積の単位〉
狭い順に「スクエア・インチ(square inch、略号:in2)」、「スクエア・フィート(square feet、略号:ft2)」、「スクエア・ヤード(square yard、略号:yd2)」、「エーカー(acre、略号:ac または a)」が使われます。特に見る事が多いのは、アパートやホテルの部屋の広さなどで使われる「スクエア・フィート」と、より広い土地の広さで使われる「エーカー」です。
平方メートル (m2) | スクエア・インチ (in2) | スクエア・フィート (ft2) | スクエア・ヤード (yd2) | エーカー (ac) |
---|---|---|---|---|
1 | 1,550 | 10.76 | 1.19 | 0.00025 |
0.00065 | 1 | 0.0069 | 0.00077 | N/A |
0.093 | 143.99 | 1 | 0.11 | 0.000023 |
0.84 | 1,296 | 9 | 1 | 0.00021 |
4,047 | N/A | 43,561 | 4,840 | 1 |
〈洋服・靴のサイズ〉
海外で服や靴のショッピングに行くと、日本とはサイズ表記が違うのでとまどう事もあるかもしれません。下記に日本とアメリカのサイズの比較表をいくつかまとめましたので、ぜひショッピングの際のご参考になさってください。
さらに、ブランドによっては小柄な方向けに「Petite(ペティート)」というお洋服のサイズもあります。
【女性用の洋服サイズ比較表】
日本 (cm) | 7 | 9 | 11 | 13 | 15 | 17 | 19 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アメリカ | 4 | 6 | 8 | 10 | 12 | 14 | 16 |
【女性用の靴サイズ比較表】
日本 (cm) | 22.0 | 22.5 | 23.0 | 23.5 | 24.0 | 24.5 | 25.0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アメリカ | 5.0 | 5.5 | 6.0 | 6.5 | 7.0 | 7.5 | 8.0 |
【男性用の靴サイズ比較表】
日本 (cm) | 24.0 | 24.5 | 25.0 | 25.5 | 26.0 | 26.5 | 27.0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アメリカ | 6 | 6.5 | 7.0 | 7.5 | 8.0 | 8.5 | 9.0 |
アメリカから日本へかける場合
- 電話/WiFi -
例:(03)1234-5678へかける場合
011(日本の国際電話識別番号)
↓
81(日本の国番号)
↓
3(日本の市外局番の最初の "0" は取る ※携帯電話番号の場合も同じく、最初の "0" は取る)
↓
1234-5678(相手先の電話番号)
オフ・ストリップ(少し離れたところ)にある大きなショッピングモール
- お土産・ショッピング -
◆タウン・スクエア ~Town Square Las Vegas
住所:6605 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV 89119
アウトレットではないので最新アイテムが揃う人気モール。人気のスーパー、ホールフーズやレストランも多数。
◆プレミアム・アウトレット・ノース ~Las Vegas North Premium Outlet
住所:875 S Grand Central Pkwy Las Vegas, NV 89106
ラスベガスエリアで最も大きなアウトレットで、175店舗以上のストアが立ち並びます。
◆プレミアム・アウトレット・サウス ~Las Vegas South Premium Outlet
住所:7400 Las Vegas Blvd S, Las Vegas, NV 89123
ノースに比べやや小ぶりの140店舗がそろうアウトレット。屋内店舗が多いので夏場は買い物しやすいのが特徴。
◆ダウンタウン・サマリン ~Downtown Summerlin
住所:1980 Festival Plaza Dr, Las Vegas, NV 89135
ラスベガス北西部にある高級住宅エリア・サマリンにある新しいモール。場所柄、観光客は少なく地元民でにぎわっています。
ラスベガスの街の中
- ラスベガス概要 -
ラスベガスは、広すぎず、狭すぎない中都市。
ホテル街のストリップ大通りに全てが集約されている為に、観光客にも利便性の高い街の作りとなっています。
◆ストリップ・エリア ~観光の中心地
高速道路15号線に沿って東側に伸びる南北の大通り「ラスベガス・ブルーバード」=通称ストリップは、世界有数の巨大リゾート・カジノホテルが立ち並ぶ、ラスベガスの中心地。(実際の地図上でも街の真ん中に位置します)
ショッピングセンター、レストラン、ショー会場の全てが集まっているので、大自然観光にでも行かない限り、観光で訪れる方は、ストリップから離れる必要は全くありません。
巨大カジノが立ち並ぶだけに、その警備力はすさまじく、犯罪とイカサマからお客様・カジノの双方を守るべく、屋内には至る所に監視カメラが設置されています。その為、ストリップは全米でも有数の安全なエリアとなり、昼夜問わず、観光客で人通りが耐えません。
ラスベガスブルーバード自体は更に南北にも伸びていますが、「ストリップ」と呼ばれているのは、南はマンダレイベイ・ホテルから北はストラット・ホテル位までの7~8キロのエリアを指すのが一般的です。
◆ダウンタウン・エリア ~古き良き、そして新しいムーブメント
ストリップの北側を東西に走る通り・フリーモントストリートを中心としたエリアがダウンタウン。
近辺には市役所や裁判所を始めとする官庁が多く存在し、観光客だけでなく地元での市政の中心地でもあります。
ココはラスベガスの歴史の始まりでもあり、歴史の長い、古き良き小規模なホテル・カジノが立ち並びますが、主役をストリップに奪われてたことで1990年初頭には寂れていきました。が、1995年にオープンしたアーケードショー『フリーモント・エクスペリエンス』により、再び観光客が戻ってくるように。その後も何度ものリニューアルを遂げラスベガスを代表する観光スポットの一つとして人気を誇ります。
観光一辺倒だったラスベガスですが2010年頃からフリーモント・エクスペリエンスのアーケードの外に、新進アーティストが集まるようになったことでアート・ディストリクトと呼ばれる再開発エリアが出来始めました。ギャラリーや若いシェフによるこだわりのレストラン、古着屋やレコードショップなどが広がりはじめ、新しいラスベガスのムーブメントが起こっています。
◆住宅エリア
ストリップエリア、ダウンタウンエリア以外は、ごく一般的なアメリカの中都市として200万人近い人々が暮らしています。
ラスベガス市、ノース・ラスベガス市、ヘンダーソン市の3市をまとめて「ラスベガス・メトロポリタンエリア」、「ラスベガス・バレー」と総称され、人口などもこの3市を総合して統計がとられるのが一般的です。
街としての歴史は新しいことから、計画的な都市計画を元に開発されているため、比較的どこに行っても綺麗な街並みです。
ストリップの西側にはチャイナタウン/アジアタウンがあります。アジア系スーパー、レストランが立ち並び、ラスベガスに住む日本人/日系人にもよく利用されるエリアの一つです。
日本からアメリカへかける場合
- 電話/WiFi -
例:ロサンゼルスの (213)123-4567 へかける場合
国際電話会社の番号(いずれかより選ぶ)
001(KDDI)※1
0033(NTTコミュニケーションズ)※1
0061(ソフトバンクテレコム)※1
005345(au携帯)※2
009130(NTTドコモ携帯)※3
0046(ソフトバンク携帯)※4
↓
010(アメリカの国際電話識別番号)
↓
1(アメリカの国番号)
↓
213(市外局番/エリアコード)
↓
123-4567(相手先の電話番号)
※1 「マイラインプラス」の国際区分に登録している場合は不要。詳細は右記URLを参照(www.myline.org)
※2 auは、005345 をダイヤルしなくてもかけられる
※3 NTTドコモは事前に WORLD WING に登録が必要。009130 をダイヤルしなくてもかけられる
※4 ソフトバンクは 0046 をダイヤルしなくてもかけられる
※ 携帯電話の3キャリア(KDDI、NTT、ソフトバンク)は、「0」を長押しして「+」を表示し、続けて国番号からダイヤルしてもかけられる
WiFi
- 電話/WiFi -
アメリカでは、宿泊施設、公共エリア、ファーストフード&カフェなど、無料(フリー)WiFiを利用できるスポットは多数あります。
ただし、アメリカ旅行中、いつでもどこでも安全にWiFiを利用されたければ、「レンタルWiFi」の利用をオススメします。
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無料WiFiではなく、「レンタルWiFi」をオススメする理由は、以下の3つです。
〈レンタルWiFiの利用をオススメする理由〉
1. セキュリティのリスクがある
無料WiFiというのは、データが暗号化されない状態で通信が発生するため、個人情報やクレジットカード情報が盗まれるリスクがあります。
セキュリティのリスクを考慮するなら、断然レンタルWiFiのほうが安全です。
2. 無料WiFiはつながりにくい
無料WiFiは、誰でも無料で利用できる部分、多くの方が同時にアクセスをしています。
その分、回線は混雑しやすく、つながるまでに時間がかかり、最悪の場合つながらないこともあります。
しかし、レンタルWiFiなら回線が混雑することもないため、接続がスムーズです。
3. 都市間の移動中は使えない場合がある
国土の広いアメリカでは、旅行中に複数の都市を移動しながら観光を楽しむことも少なくありません。
移動中にWiFiスポットが見つからなければ、道中の調べ物はもちろん、宿泊施設などに連絡を取れなくなります。
ストレスフリーの状態でアメリカ旅行を満喫したければ、レンタルWiFiをオススメします。
上述のとおり、アメリカで無料WiFiを利用されたければ、以下のようなスポットがあります。
〈宿泊施設〉
【ホテル】
基本的にホテルでは、宿泊者に無料WiFiを提供している所が多いです。
中には、宿泊していないゲスト訪問者に無料WiFiを提供している所もあります。
〈公共エリア〉
【空港】
主要空港から地方のローカル空港まで、無料のWiFiスポットが充実しています。
ただし、利用時間が「30分以内」に制限されている所があります(30分以上は有料)。
【交通機関】
長距離バスや高速鉄道などでは、無料WiFiが利用できる場合が多いです。
ただし、場所によっては電波が弱く、圏外となって全くWiFiを利用できない場合もあります。
長距離移動での利用を検討される方は、レンタルWiFiの利用をオススメします。
【公園】
大きな公園には、無料WiFiスポットが設置されている場合があります。
仮に、国立公園のような電波の届かない場所であっても、宿泊用ロッジにて無料WiFiが提供されている場合もあります。
〈ファーストフード&カフェ〉
チェーン展開しているファーストフード&カフェ店では、ほとんどの店舗で無料WiFiが提供されています。
チェーン店は、店舗数が多い上に営業時間も長いという点でも非常に便利です。
飲料水
- お土産・ショッピング -
ラスベガスの水道水はコロラド川とバージン川より供給されています。人口が急増しているラスベガスでは節水の警告が絶えないものの、飲料水の不足は今の所は心配されていません。
水質は飲料用検査をパスしているので問題なく飲む事ができるものの、硬質水のため味は悪いので、飲料用にはミネラルウォーターやドリンキングウォーターを購入するか、浄水器を使うのが一般的です。
尚、ラスベガスは非常に乾燥しているので、真夏であっても一見汗をかかないように感じますが、実際には汗となる水分が蒸発していってるだけなので、体は常に水分を欲しています。平気だと思ってほっておくと脱水症状を引き起こすこともあるので、常に水のボトルを持ち歩き、意識して水分補給をするように心がけましょう。
両替
- お金 -
ラスベガスではカジノのキャッシャー/カジノケージにて手数料無しで円⇒ドルへの両替が出来ます。
(ドルから円には替えられません。)
レートはカジノによって若干異なるので、気になる人は、事前に確認する事をオススメします。
尚、キャッシャーは基本的にはカジノ利用者(宿泊者である必要はない)の為の設備となり、両替もカジノで遊ばせるために行うもの。その為、カジノで遊ぶことが出来ない21歳未満の未成年者はキャッシャーも使用できません。
未成年者が両替をする場合は銀行にて行うことになりますが、ストリップ、ダウンタウンのホテル周辺には銀行がなく、又、ラスベガスの空港にも両替所はないので、未成年者は予め日本で両替をしてくるようにしてください。
又、アメリカでは受けたサービスに対してチップを払う習慣があるため、1ドル札は多めに用意しておくと、後々困りません。
ラスベガスでは比較的どこでも100ドル札を受け取ってくれるものの、小さな店で小額の買い物をする際などでは、20ドル以上のお札は断られることもあるので、小さなお札を用意するようにしましょう。
【関連記事】カジノで両替
喫煙
- マナー・ルール -
ラスベガスは全米でも珍しい喫煙者天国の街ではありますが、2007年頭より、喫煙に関する新しい条例が出来ました。
◆喫煙が出来る場所:
食事を出さないバー、カジノエリア、ホテルの喫煙部屋
◆禁煙場所:
ホテルロビー、通路、トイレ、シアター(ショー会場、映画館等)、レストラン、コンベンション会場、空港、店(スーパー、小売店等)
空港では外の喫煙所のみ、レストランでは2007年1月より全面禁煙となったので、以前のラスベガスを知っている人ほど、注意が必要です。
尚、ネバダ州での喫煙は18歳以上から、となっています。
【関連記事】スモーカー必見、ラスベガスタバコ事情~その1・ホテルでの喫煙箇所~
【関連記事】スモーカー必見、ラスベガスタバコ事情~その2・喫煙にまつわるトラブル~
アルコール飲酒
- マナー・ルール -
ネバダ州の飲酒年齢は21歳から。
21歳未満の場合は購入も出来ません。日本のようなあいまいな基準と違い、売った方が罰せられるシステムの為、かなり厳しくチェックされ、もちろん、酒類の自動販売機もありません。
バーで飲む時や酒屋で購入する際にIDの提示を求められる事があるので、必ずパスポートを携帯してください。日本人は特に若く見られる為、30代や40代でも提示を求められて「馬鹿にされた」と憤慨する人も多いものの(喜ぶ人も多いですが・・・)これは、前述の通り、未成年に販売した場合、販売者側が罰せられる為、店側の権利として聞く為です。店は自分を守る為に聞くだけなので、提示を求められた際は素直に応じるようにしてください。
尚、国際免許証をIDとして代用するように明記されているガイドブックなども見受けられますが、国際免許証とは正確には“International Driving Permit”と呼ばれ、実際には日本での免許証の翻訳に変わる「運転許可証」に他なりません。日本でアメリカの免許証を出されてもIDにならないように、アメリカでも日本の免許証、又はその翻訳を出されても身分証明にはならないので、注意が必要です。
又、パスポートのコピーも身分証明書としては効力を得ないので、充分注意した上で実物を携帯する必要があります。(パスポートのコピーは、紛失の際などに役立つので、いずれにしろコピーを取っておくことは必要です)
ほとんどの州では公共の場所での飲酒が禁止されていますが、ラスベガスでは住宅街などの市街地、公園での飲酒は禁止されているものの、ストリップ通りやダウンタウンのフリーモント通りでの飲酒は許可されています。ホテル内、カジノフロアーでの飲酒も問題ありません。
但し、酔っ払って他人の迷惑になる、とカジノや警察が判断した場合は容赦なく連行されるのでくれぐれもマナーには気をつけて!特にカジノフロアー内での酔っ払いは厳しくチェックされています。たとえホテルの宿泊客であっても、飲酒のトラブルを起こした場合は即ホテル・カジノの敷地内からの立ち退きを命じられ、ブラックリストに掲載された上、系列ホテルへの宿泊もそれ以降断られてしまう事も。日本のように「酔っ払っていたから」というのは一切言い訳にならないので、注意が必要です。
ラスベガスのレンタカー事情
- 交通機関 -
バスの時間を気にしたり、タクシーの列に並ぶのはちょっと…という方や、
近郊の国立公園など、自由に動きたい!という方には、レンタカーがオススメです。
◆ラスベガスでレンタカーを借りる事ができる場所・・・
【マッキャラン国際空港・レンタカーセンター】
空港から無料シャトルにのって10分程移動した場所にある、レンタカー専門エリア。
<取扱いレンタカー会社>
・Advantage/US・Alamo・AVIS・Budget・Dollar・Enterprise・Hertz・National・Payless・Savmor・Thrifty
※アルファベット順(2008年4月現在)
<行き方>
空港⇔レンタカーセンター間を、約5分間隔にて無料シャトルバスが運行しています。
空港到着ロビーよりRenta Car Shuttle の文字看板に従い進んで頂くと、シャトルバスの乗り場へ。
シャトルバス出発後、約3マイル(約4.8キロ)離れた場所に位置するレンタカーセンターに到着します。
【各ホテル、レンタカーカウンター】
ストリップ主要ホテルの中には、殆どがレンタカーカウンターがあります。
ホテルで借りる場合は、ホテルの駐車場に車がおいてある事が殆どなので、受取、返却がしやすいのが特徴。但し、カウンターは24時間営業ではなく、又、営業中であっても、カウンター係員が食事やトイレなどで席を外すケースも多く、常にいるわけではないので、注意が必要です。
◆ラスベガス、及び近郊で運転するには・・・
アメリカの道路は全て名前がついており、ラスベガスの町は碁盤の目のように道が走っているので、運転はしやすいものです。ただし、スピードが速いこともあり、特にストリップ通りでは観光しながら車を走らせるドライバーが多い為、衝突事故が起こりやすいのも事実。充分注意して運転する事を心がけて下さい。
◆注意が必要な点・・・
~25歳未満の人は事前確認をしよう!~
25歳未満には貸してくれない会社が大半です!
日本で事前予約を受けてる会社では、予約時点で年齢が明確でない為に受け付けてしまうこともあるようなのですが、いざ借りる段階になって、IDを確認した後に断られるケースも発生しています。
その為、25歳未満の場合は事前に確認が必要です。
~国際免許証と日本の免許証をセットで持って来よう!~
ラスベガスのレンタカー会社は、基本的には日本の免許証のみでの受付はしていません。
稀に、日本の免許のみで貸出しOK!と宣伝する会社もいるようなのですが、運転中に警察やハイウェイパトロールに提示を求められた場合、レンタカー会社の許可は認められず、無免許運転扱いになってしまいます。レンタカーを借りる予定のある人は必ず国際免許証を持って来てください。
又、厳密には国際免許証は日本の免許証とセットで「運転してもよい」という証明となります。運転の際は、国際免許証、日本の免許証、IDであるパスポートの3点セットを必ず携帯することが必要です。
(ちなみに国際免許証はIDにはなりません。又、パスポートもコピーではIDとしての効力はありません)
~日本語カーナビ付のレンタカーは殆どありません!~
最近、だいぶ普及が進んできましたが、それでもアメリカのカーナビ事情は日本よりもずっと遅れており、カーナビは付いてない車の方が一般的です。(2009年12月現在)
レンタカーでも、カーナビ無が多いのも現状です。
事前にカーナビ付を予約していても、前の人の返却が遅れたり故障などで貸し出せなくなるケースも珍しくないので、カーナビに頼らなくても大丈夫なように、遠出する場合は事前に地図などを用意する事をお薦めします。
ラスベガスのタクシー事情
- 交通機関 -
ラスベガスの中心部で営業しているタクシーは1100台以上、と中都市としてはかなり多いほうですが、流しのタクシーが認められず、タクシー乗り場からの乗車、又は呼び寄せのみとなる点が他都市と大きく異なります。
<料金目安>
空港からストリップ・エリアホテルがゾーン分けによる一律料金となりました。(2019年12月~)
タクシー協会の料金表はコチラ
空港~ストリップ南側ホテル:片道$19(+TIP)
空港~ストリップ中央ホテル:片道$23(+TIP)
空港~ストリップ北側ホテル:片道$27(+TIP)
前述の通り、流しのタクシーがないため、郊外ショッピングセンター(モールではなく、スーパーなど)へタクシーで訪れる場合は、帰りのタクシーを拾う事が出来ません。その為、新たに呼び寄せるか、待たせるかする必要がある点、注意が必要です。
内容 | 料金 |
---|---|
初乗り料金 | $3.50 |
1マイル(1.6キロ)毎に | $2.76 |
待ち時間/1時間辺り | $32.4 |
空港料金(空港の出入り時別途加算) | $2 |
<備考>
◆タクシーもチップの支払いが必要です。目安は乗車料金の15~20%となり、キリの良い金額で支払いするとスマートです。
◆アメリカのタクシーは日本のように自動ドアではないので、タクシーが止まったら自分でドアを開け閉めする必要がある点も注意が必要です。
◆クレジットカードが使用できないタクシーもあります。クレジットカードで支払う場合は、カード支払い手数料$3(またはそれ以上)がタクシー代に加算されます。
◆ラスベガスを走るタクシーのほとんどが白い車ですが、いわゆる「白タク」と呼ばれるようなタクシーではないのでご安心を。
◆ネバダ州の法律により、タクシーは5人までしか乗車できません。大人数の際は複数に分けて乗車するようにして下さい。
ラスベガスの公共バス事情
- 交通機関 -
ラスベガスを走る公共バスは3種類あります。
①MAX :北ラスベガス、ネリス空軍基地周辺の通勤用バス
②CAT :ストリップ以外の住宅エリア全般を走る市民バス
③DEUCE :ストリップ、及び一部住宅エリアを走る2階建てバス
④SDX :ストリップ3箇所のみの立ち寄りでダウンタウン、プレミアムアウトレットを結ぶ特急バス
観光でラスベガスに来る人々に最も利用されるのは、ストリップをメインに走り、殆どのホテルの前に停まる2階建てバス・デュース。時間や混雑具合にもよりますが、基本は24時間休む事なく、10~20分おきに走っているのでホテル移動に使うには便利な交通手段です。但し、停留所が多いのと、ストリップの渋滞にハマるケースも多く、時間がかかる点は注意が必要。ショーなど、時間を気にして移動する場合は、裏道も走る事が出来るタクシーの方がオススメです。
ダウンタウンやプレミアム・アウトレットに直行で行けるSDXは、2010年に登場した新型バス。デュースでの移動に時間がかかりすぎる!との声に対応し、ストリップ通りでは3箇所にしか停車しません。
★DEUCE/SDXの乗り方★
ストリップ通り沿いのバス停から乗車します。このような看板が目印となります。
◆ 乗る時は・・・
1回の乗り降りは$5、1日券は$7ですのでその日の予定にあわせて使い分けると便利です。
1回の乗り降りであれば、券の購入は必要なく現金を運転手に渡しましょう。(現金差込口があります)
1日券を購入する場合は、バスに乗車する際に、運転手に『One Day Pass please』 と言って、お金と引換えられる場合もありますが、おつりは出ませんので、注意してください。
又、バス停に自動販売機がある場合は、タッチパネルで簡単に購入が可能です。
1日券ですので、購入した時間より24時間使用が可能です。
購入が午前10時30分であれば、翌日の午前10時29分までとなり、パスの裏側に日時が印字されます。
乗車の際に、運転手横の機械のリーダーに、その都度1日券を通す必要があります。
◆ バスに乗ったら・・・
DEUCEの2階席は見晴らしが良い為、観光客に人気があります。
実際は51人分の席がありますが、2階席は早く埋まってしまう事も。
もちろん、バス停毎に降車する人がいますので、2階席もチェックしてみてください。
次のバス停も、英語での「Approching xxxxx(ホテル、観光箇所の名前)」と同時に、車内のモニターに表示されますので安心です。
◆ 降りる時は・・・
下記の方法にて、運転手に降車の意志を伝えます。
手すりに設置されている、ストップボタンを押します。
CAT、又は古いバスの場合はボタンがなく、代わりに左右の窓の上に、紐がさがってますので、それを下に引っぱります。
<備考>
◆ストリップ通り以外で走る公共バスCATは1時間に1本などと本数も少なく、乗り継ぎの便も悪く、タクシーで20分で着く所を2時間かかる、などのケースもあるため、中心部から離れた所へ出かける際は、タクシー利用をオススメします。
◆空港からストリップへの直通バスはありません。
ラスベガスのホテル
- ラスベガス概要 -
一言で『ホテル』と言うものの、ラスベガスのホテルは、他都市のホテルとは大きくその性質が異なります。
~ラスベガスのホテルは基本的にカジノに付随する産物である~
カジノの営業をするには客室保有が条件、という法律により、ある意味“仕方なくホテル経営も行っている”のが実情のラスベガス。さらに、お部屋で寛ぐのではなくカジノに降りて来てもらいたい、という意味も含めて客室はシンプルに、基本は寝るだけ、という造りが長年徹底されていました。
しかし、近年エンターテイメント人気を受け、カジノ以外を目的とした旅行者が増えたことから、客室の質も飛躍的に高まり、今では優雅な滞在を楽しむ事が出来るようになってきています。
とは言え、やはり基本はカジノ。
客室には、冷蔵庫やコーヒーメーカーと言った備品はなく、ゆったりは出来るけれど、お金は外で使うように造られているのが、通常です。
~とにかく広い!東京ドーム数個分が当たり前~
ホテル客室数、敷地面積数共に、世界ランキングのトップ10の殆どをラスベガスのホテルが占めています。他都市では当たり前の客室が1000以下のホテルは、ラスベガスでは「小規模ホテル」と認識される程で、3000~5000室のホテルがほとんど。更に、広大なカジノフロア、巨大なスパ、ショッピングモールにシアター、いくつものレストランが1つのホテルに入っており、ホテルから1歩も出なくても十分に滞在を満喫できる施設が整っています。
チェックインカウンターから、客室まで、歩いて10分以上かかる…、というのも、もはや当たり前。
同じホテル内の移動でも、時間に余裕を持って出かけるようにしましょう。
~それでも、部屋が売切れてしまう事も!~
数千室を誇る巨大なラスベガスホテルだけに、現地で簡単に部屋の予約が出来るだろう…と思われがちですが、それだけの客室があるが故に、10万人を超すような大規模のコンベンションなど、大きなイベントが目白押しのラスベガス。
信じられないような話ですが、5000室全てが満室、という状況は決して珍しくありません。
~足代わりの車社会。巨大な駐車場&バレーパーキング~
ストリップエリアにあるカジノホテルは、何処もホテルに匹敵する規模の巨大な立体駐車場を持っています。数階建ての駐車場は迷子になってしまう程の広さです。
又、各ホテルは正面に一時停車し係員に車を預けるバレーパーキングも完備。
以前は、セルフパーキング、バレーパーキング、ともに無料で利用できましたが、2016年頃から有料化が進んでいます。バレーパーキングは数ドルのチップも別途必要となるので、ご注意ください。
ラスベガスのカジノについて
- ラスベガス概要 -
ラスベガスのホテルには、一部を除き、ほぼカジノがついています。
ホテルだけでなく、空港、スーパー、バー、コンビニやガソリンスタンドにまでスロットマシンが立ち並ぶのが当たり前で、ラスベガスの至る所でギャンブルが出来るようになっています。
◆年齢
ギャンブルは法律により21歳以上である事が決められており、厳密には21歳未満の人がカジノに立ち入る事も禁止されています。とはいえ、ホテルの1階は殆どがカジノフロアーとなっている為、部屋に行くにも、レストランに行くにも、カジノフロアを通らないわけには行きません。
その為、歩いている程度であれば、特にとがめられる事はありませんが、21歳未満の方は極力立ち止まらないでカジノエリアを通り抜けるようにしましょう。
又、21歳以上であっても、証明できるものがなければ、立ち退きを命じられる事もある為、若く見える日本人は常にIDを携帯することを忘れないように心がけてください。
◆身分証明証(ID)
年齢制限の21歳を超えている場合であってもカジノで遊ぶ際も必ずID(パスポート、アメリカ国内の運転免許証)が必要です。例えジャックポットが当たったとしても、カジノ側は受取人が21歳以上である事が確認できなければ賞金を渡さなくてもよい事になっており、せっかくの勝ち金をもらえない、なんてことも起こり得ます。又、年齢だけでなく、巨額の当たりが出た際は税金が掛かる場合もあり、身分証明書はいずれにしろ必要です。
尚、パスポートのコピーや国際免許証はIDとしては認められません。十分注意した上で、必ずパスポート原本を携帯するようにしてください。
関連記事:ギャンブルで大勝したら!?
◆服装・ドレスコード
古き良きラスベガスのカジノはタキシードやイブニングドレスで遊ぶ場所でしたが、現在はいたってカジュアル。
上半身裸、靴をはかない裸足、等は退場を命じられる事もありますが、一般的な服装であれば、カジュアルな格好でも全く問題なく気軽にプレーできるのが特徴です。同じブラックジャックのテーブルに、Tシャツ、短パン、サンダルの男性と、黒いロングドレスの女性が同席する、なんて光景も珍しくありません。
但し、夏場のカジノフロアーは冷房が強く、平均的日本人には寒く感じる事が多いようです。外は猛暑ですが屋内で羽織る事が出来る上着やスカーフがあると、重宝します。
◆写真撮影
カジノ内での写真撮影は原則的には禁じられています。
自分だけをチョコッと撮る分には何も言われない事も多いですが、カジノフロアー全体や、テーブルゲームの最中に撮影すると、セキュリティからカメラを没収される事もあるので、注意が必要です。
◆チップ
テーブルゲームで大きく勝った時は、ディーラーにチップを渡すのがマナー。
又、カジノエリアにいるカクテルウェイトレスに頼む飲物はアルコールも含めて全て無料ですが、こちらも$1程度のチップをあげる事がマナーなので、忘れずに渡しましょう。
どちらのケースも、現金でもカジノチップでも大丈夫です。
ラスベガスのローカルカジノ
- ラスベガス概要 -
巨大なメガリゾートが建ち並ぶストリップエリアは世界中からの観光客向けに作られていますが、ギャンブルで遊ぶのは何も観光客だけではありません。ラスベガスに住む住民や、カリフォルニアやアリゾナといった近郊都市から週末に遊びにくる人はローカルカジノと呼ばれる、ストリップを外れた街中にあるカジノで遊ぶ事が多いものです。
ローカルカジノの特徴としては、地元好みのテーブルやスロットマシン、ビデオポーカーを多く置き、最低賭け額がストリップに比べて低く設定されている事が多い点、そして、映画館やボーリング場といった、ギャンブルをしない人も楽しめるような、総合娯楽施設として存在している点です。
また、スロットの払戻率はストリップのホテルよりローカルカジノの方が良い、というのは、地元ではかなり知られた話。多くのローカルカジノでは「90%以上の確率!」などと大きく宣伝している所も多いものです。
ギャンブル目当てで旅行に来る方は、ローカルカジノで一攫千金を狙ってみてはいかがでしょうか?!