4月下旬~8月中旬の春~夏は、日照時間が長く夜も空が暗くならない白夜の季節でであるためオーロラ観測には適していません。 例年、日照時間が短くなり、夜オーロラが出現する時間帯に十分な暗さとなる8月中旬から、翌年4月中旬までがオーロラ観測シーズンです。
気温 | 冬-15℃~-25℃前後、夏5℃くらい 冬は非常に低いため、専用の防寒具が必要です。 (※滞在中は防寒具セットを無料レンタル) |
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最も見える時間 | 22~26時頃 |
観測場所 | オーロラ専用施設で観測 |
観測確率 | 年間平均243日もオーロラ現象が起きる オーロラ観測の聖地 |
飛行時間 | ロサンゼルスからフェアバンクスまで約8時間 ニューヨークからフェアバンクスまで約13時間 |
滞在中とにかくオーロラを何回も見たい |
気温 | アイスランド約0℃ 比較的気温が高いので、 お手持ちの冬服でほぼ間に合います。 |
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最も見える時間 | 20~23時頃(比較的早い時間に見られる) |
観測場所 | ホテル敷地内や徒歩圏内で観測可能 |
観測確率 | 3日間の滞在で少なくとも1回は観測可能。 ※HISのツアーでは滞在中平均3回のオーロラ観測を設けております。 |
飛行時間 | ニューヨークからレイキャビクまで約6時間 ロサンゼルスからレイキャビクまで約14時間 |
オーロラも見たいし観光も楽しみたい方は |
語源はローマ神話の曙の女神アウロラの英語読みで「極光」とも称されます。「プラズマ粒子が地球磁場との相互作用で発行する現象。太陽風と呼ばれる、太陽から放出される電気を帯びた粒子が、地球上の電離層内で大気中の粒子と高速で衝突し発せられる光がオーロラといわれます。その形状は放射状に開く《コロナ状》、揺れ動く《幕状》、活動の激しい《炎状》などがあり、色は黄~緑が多く、そのほか赤・青など様々です。
オーロラは太陽活動と密接に関係しており、必ず磁気嵐に伴って出現し、太陽黒点の11年周期に平行して増減します。地球の磁極を取り巻く緯度55度から70度の「オーロラゾーン」と呼ばれる領域で発生するのは、オーロラ発光の原因であるプラズマ粒子がプラズマシートから地球電離層まで磁力線に沿って進入すると、この領域にたどり着くためです。
オーロラ発生には天気は関係ありません。オーロラは地上から100~500kmの高さの電離層と呼ばれる太陽からのエネルギーによって地球の中性大気が一部電離されている場所で発生するため、気象の影響を受けることはありません。ただし、曇っていたり、雪や雨が降っていると、上空では見事なオーロラが出現していても、地上からは見ることができません。オーロラの発生自体に天気は関係ありませんが、晴れている方がオーロラを見られるチャンスが多いというわけです。
アラスカ中央に位置し、北半球のオーロラベルトの中心に近い「フェアバンクス」。年間平均243日もオーロラ現象が起きるこの街は、まさにオーロラ観測の聖地とも言えます。オーロラ観測の他、犬ぞりやかんじき体験、北米最高峰のデナリ山遊覧飛行なども楽しめます。
毎年2~3月には氷の彫刻世界選手権が行われ、世界中から集まった彫刻家がその腕を競います。同じく2月にはカナダとアラスカを流れるユーコン川に沿った約16,000kmのコースで、ユーコン・クエスト国際犬ぞりレースも行われます。
国全体がオーロラベルト帯に位置するアイスランドは、氷河期の氷に沿って形づくられ、島の内部は地熱活動が活発です。この『氷と火』がアイスランドのスケールの大きな地形を生み出しており、みどころがたくさんあります。首都・レイキャヴィークは世界最北に位置する首都で、別名「スパシティ」とも呼ばれ、温泉を中心としたリゾートも満喫できる街です。レイキャヴィークは街の光も多いですが、海沿いでは光も少なくオーロラ観測のチャンスもあります。(中心部から海辺までは約2km)しかし1年中風が強いので体感気温もぐっと下がります。そのためオプショナルツアーがおすすめです。レイキャヴィーク以外の村は、どこも規模が小さいのでホテル周辺または敷地内からオーロラ観測が可能です